県内外

職域接種で50人に使用 異物混入 モデルナ製

 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入した問題で、県内2団体にも使用中止となった製造番号の製品が納品され、このうち1団体の職域接種で50人に使われていたことが27日、分かった。健康被害は報告されていない。

 県によると、異物混入があったワクチンと同時期に同じ工場で生産された製造番号「3004956」が、県内2団体に納品されていた。このうち1団体は、19日に実施した職域接種で50人に同製造番号のワクチンを使用。残る1団体は未使用だった。県によると、分注時の異物混入は確認されていないという。

 県内で同製造番号のワクチンを接種した人数は、27日公表分を含めて計2527人となった。

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