岩渕選手にエールを 北京五輪まで100日 カウントダウンボードや寄せ書き 一関後援会
2022年北京冬季五輪は来年2月4日の開幕まで100日を切った。同五輪で活躍が期待される一関市東山町出身のプロスノーボーダー岩渕麗楽選手(19)=一関学院高出、法政大2年、バートン=を応援する岩渕麗楽一関後援会(鈴木正敏会長)は、間近に迫った本番をにらみ一関市などと連携しながら応援の盛り上げを図り、古里からの激励のメッセージを届ける。
同後援会は今年9月、同町長坂の東山地域交流センターのロビー一角にある岩渕選手の応援コーナーにカウントダウンボードを設置。毎日張り替えているマグネットシートの数字は27日に100日を表示した。
コーナーには後援会が9月に東山小学校と東山中学校に協力を依頼し、児童生徒が岩渕選手の応援メッセージを寄せ書きした日の丸の旗などを掲示。各校1枚の旗には児童生徒や職員が寄せた「世界一の実力と笑顔を見せて!」「楽しい思い出にしてください」「れいらさんは東山の誇りです!金メダルを取れるように頑張ってください」などのメッセージがびっしりと書き込まれ、同センター利用者の目を引いている。
寄せ書き用の旗は田河津と松川両市民センターにも預けており、以前東山地域交流センターに設置して利用者に寄せ書きしてもらった旗を含む計4枚を後日岩渕選手に届ける予定だ。
後援会事務局の菊地正さんは「五輪に向け市などとも協議しながら岩渕選手を応援する旗や横断幕を製作するほか6月の東京五輪聖火リレーで岩渕選手が使ったトーチや愛用のスノーボードの巡回展示なども予定している。2年連続で中止となった岩渕麗楽杯たげばすり世界大会なども開催し盛り上げたい」と話す。
スノーボードのワールドカップも開幕し、2度目の五輪での岩渕選手の活躍に地元の期待が高まっている。