奥州・金ケ崎
手作り逸品 自慢の味ずらり かもん夏マーケット開幕【金ケ崎】
２０２２年度「かもん夏マーケット」（かもん金ケ崎夏まつり実行委員会主催）は２７日、金ケ崎町西根のＪＲ金ケ崎駅前イベント広場で開幕した。町内外の飲食関係業者、クラフト作家らが出店。訪れた人たちは飲食を楽しんだり、手作り作品を品定めしたりと思い思いのひとときを過ごした。
マーケットイベントは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける中で、地域経済の活性化を図ろうと２０年１２月から開催。季節ごとに駅前イベント広場ににぎわいを創出する取り組みが続けられている。
夏マーケット初日はイベント広場での飲食販売に５業者、駅舎前での一般商品物販に５業者が出店。飲食業者は広場を囲むようにテントやキッチンカーなどを並べ、味自慢やこだわりの逸品を販売した。
このうちＫ．Ｓ．Ｐ（老川和磨代表取締役）は、金ケ崎薬草酒造として和ハーブリキュールなどを販売するとともに、野菜やハーブを使ったカクテル、ハーブリキュールのハイボールを提供。ノンアルコールも品ぞろえしたカクテルは、キュウリやバジル、果物などを用いた個性ある味わいに仕上がっており、訪れた女性たちも「おいしい」「すっきりした味わい」などと語り、堪能した。
春に続いて２回目の出店という老川代表取締役は「他の出店者も個性的なメニュー展開で、楽しめるイベントだと思う。定期的に開催して集客効果が上がっていけばと期待している」と話していた。
同イベントは当初はかもん金ケ崎夏まつりに併せて開催の予定だったが、夏まつりが中止となり、延期した。
今後は、２８日が午前１０時～午後４時、９月１０日が午後３～８時、同１１日が午前１０時～午後４時に開催される。
