北上・西和賀
手工芸、こだわりパン並ぶ 家族連れら集い盛況 展勝地でまつり【北上】
「きたかみ展勝地手作りクラフト ぱん・スイーツまつり」は４日、北上市立花の市立公園展勝地駐車場で開かれた。クラフト作家やパン屋など県内外の約８０店舗がブースを並べ、お気に入りの商品を買い求める人たちでにぎわった。
「地域活性化創造企画Ａｔ・Ｓｏ」（長谷川和夫代表）が主催。手工芸品やパン、スイーツなど、特に女性に人気のある品を集めたイベントとして初めて企画され、午前１０時のスタートに合わせて家族連れや若者らが来場した。
パンは、各店が国産小麦や自家製天然酵母などを使ったこだわりの食パンやメロンパン、カレーパン、ラスク、スコーンなどを販売。バスクチーズケーキやまんじゅう、マフィンなどのスイーツに加え、キッチンカーも出店した。
クラフトは陶芸やアクセサリー、木製食器、革製品、日用雑貨、とんぼ玉、衣料など多種多様で、ボールペンのカスタムや木工のワークショップ体験、似顔絵、占いも。音楽ライブや輪投げチャレンジ、バルーンプレゼントなどさまざまなイベントも盛り上がり、長谷川代表（５８）は「これほど多くの人に来ていただけるとは思わなかった。お客さんの反応やコロナの状況などを見ながら今後の開催を考えていきたい」と手応えを語った。
訪れた同市北鬼柳の高橋靖子さん（５９）は「友達のお店も出ているので遊びに来た。クラフトは好きでいろいろなところに行っているし、飲食店もあって面白いイベント。女性だけでなく男性や子供も楽しめていいと思う」と話していた。
