奥州・金ケ崎

多彩な“花”で魅力紹介 写真やアレンジ作品 県立花きセ企画展【金ケ崎】

県立花きセンターで開かれている企画展「花のあるくらし」

 県立農業大学校と「いわて花と緑の普及協議会」が主催する2022年度企画展「花のあるくらし」は9日、金ケ崎町六原頭無の県立花きセンターで始まった。21年は新型コロナウイルスの影響で中止され、2年ぶりの開催。花の魅力を広めようと、初開催の写真展をはじめ、恒例の生け花、アレンジの展示などを実施している。10日まで。

 写真展では、同センター職員が敷地内などの草花を撮影した20枚を展示。四季を通じた被写体をそろえ、この時期は見られない花も紹介している。

 生け花は、小原流一級家元教授の宍戸幸道さんが県産の花を使って仕上げた大小5点を展示。アレンジは同大学校農産園芸学科花き経営科の2年生4人が日々の学びを生かして制作した大小36点を並べた。このほか花卉(かき)の販売も行っている。

 同センターは「2年ぶりの開催となったが、皆さんに楽しんでいただける内容を用意したのでぜひ来場してほしい」と呼び掛ける。

 最終日も午前10時~午後4時に開かれる。初開催の花の写真撮影講座は事前申し込みが定員の15人に達しておらず、定員になるまで先着で当日参加できる。午前10時開始で、受講は無料。また、10時からは同センターで生産した菊などの花束を先着100人にプレゼントする。

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