岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ ジャパングレープシードオイル(一関・デクノボンズ)最優秀
県は、県産農林水産物を活用した加工食品のコンクール「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2022」の入賞商品を発表した。最優秀賞(知事賞)には、デクノボンズ(一関市)の「ジャパングレープシードオイル」が輝いた。入賞商品は、県ホームページや県産品販売店などで紹介する。
同グランプリは、県内の6次産業化の推進などを目的に県が主催。今年は食品製造業や高校などから計36点が出品された。9月下旬に審査員6人が県産食材の活用度や独創性、商品デザインなどの観点から審査し、最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞6点、特別賞(SDGs賞)1点を決定した。
最優秀賞の「ジャパングレープシードオイル」は、本県が生産量日本一を誇る山ぶどうを活用。ワイン造りで果汁を搾った後に廃棄される種から日本で初めて搾油した。同じ山ぶどうから造られたワインとの相性がよく、食卓を豊かにするとして高く評価された。
22日に表彰式と商品販売会が盛岡市前潟のイオンモール盛岡で行われる。
最優秀賞を除く入賞商品と出品者は次の通り。
▽優秀賞=「山のジビエ『岩手三陸 大槌鹿のシチュー』」(大槌町・MOMIJI)、「真鱈フレーク缶詰『燻製ガーリック風味』」(県立宮古水産高校)
▽優良賞=「生きてる!豆板醤」(北上市・うるおい春夏秋冬)、「糀 生姜甘酒」(奥州市・上小田代)、「玄米塩麹のディップソース」(八幡平市・麹屋もとみや)、「ヤギミルククッキーのバターサンド」(宮古市・パティスリー レドシェーブル)、「琴畑カブと三種の豆のしその実エゴマ葉漬け」(県立遠野緑峰高校)、「野田村パエリア」=(県立久慈工業高校)
▽SDGs賞=「りんごソース」(岩手町・生活改善グループ金山会)