あすからバルーンフェス 競技飛行やイリュージョン【一関】
熱気球イベント「一関・平泉バルーンフェスティバル2022」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は、14~16日に一関市狐禅寺の一関水辺プラザを主会場に開かれる。今回は3年ぶりに有観客で実施され、国内最高峰「熱気球ホンダグランプリ」として競技飛行を5回予定しているほか、人気のバルーン・イリュージョンや係留体験搭乗会も行われ、熱気球で一関を盛り上げる。
同フェスは東日本大震災復興支援イベントとして震災翌年の2012年から毎年開催されている。19年は台風の影響で中止され、20年は新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを策定した上で開催。21年の前回大会は天候不良のため競技飛行は1回の実施にとどまったが、コロナ禍で2年連続開催された。過去2年は感染防止のため無観客としていたが、今回は3年ぶりに主会場地に観客を入れて開催する。
競技飛行は今回も熱気球ホンダグランプリの第3戦として実施。エントリーは30チームで、オフィシャル4機を含めて34機が一関の空を彩る。14~16日の午前6時20分からと、14、15日の午後2時45分からの全5回行われ、内容や終了時間は、天候や風向きによって当日決定する。
音楽に合わせバーナーが炎を上げて気球を照らすバルーン・イリュージョンは、2日目の夜に同市の磐井橋下流側の磐井川緑地で開催する予定。時間は午後6時から30分間。
期間中、関連イベントが同市狐禅寺の市総合体育館の西側駐車場で行われる。係留体験搭乗会(事前申し込み)が3日間とも午前7~9時に実施されるほか、初日と2日目の午前10時30分~11時と午後2時~2時30分、最終日の午前10時30分~11時には実際に熱気球に触れられる熱気球教室を開催。2日目と最終日の午前9時30分~午後3時には「リバーサイドスケートボーディングフェスティバル2022」と銘打って、スケートボードの体験やフリー滑走などが行われる。飲食ブースも設けられ、キッチンカーが出店する。