北上・西和賀
展望台に響く「四季の鐘」 和賀ＬＣ、夏油高原スキー場へ移設【北上】
北上市の和賀ライオンズクラブ（ＬＣ、中野厚会長、会員３９人）は、同市和賀町の夏油高原スキー場山頂付近の展望台に、同ＬＣの「四季の鐘」を移設した。展望台の新たな人気スポットとして親しまれそうだ。
同ＬＣは創立５０周年を記念し２０１６年、同町の愛宕山に四季の鐘を設置。「観光客やスキーヤーら、より多くの人々に鐘を鳴らしてほしい」と今回、同スキー場展望台に移した。
同ＬＣ会員が８日、移設作業を行い、展望台に高さ２・６メートル、幅１・４メートルの鐘が設置された。展望台からは岩手、秋田両県の広範囲にわたる雪景色や新緑、紅葉などを季節ごとに満喫でき、中野会長は「ここから四季折々の風景を楽しんでほしい」と勧めている。
設置後には早速、鐘を鳴らすカップルや家族連れも見られ、山頂に鐘の音が響いた。同スキー場を運営する北日本リゾートの菅原三多英代表取締役は「真正面にあるので目に付き、スキー場としてもありがたい。ぜひ鐘を鳴らしてもらえれば」と話している。１５日には現地でセレモニーを予定している。
