合唱日本一報告 県教育長を表敬 黒沢尻北小
第89回NHK学校音楽コンクール全国大会(小学校の部)で県勢初となる最高賞の金賞・内閣総理大臣賞に輝いた北上市立黒沢尻北小学校合唱部の児童らは28日、県庁を訪れ、県教委の佐藤博教育長に受賞を報告した。
県庁を訪れたのは、同部の山中利央部長、渡邊多恵、菅桃歌、都鳥愛桜各副部長3人(いずれも6年)、顧問の中野美由紀指導教諭、千田剛校長の計6人。
山中部長ら児童4人は、全国大会の出場を振り返って「当日はとても緊張したが、練習してきたことを思い出し、今までで一番気持ちよく歌うことができた。結果発表の時にみんなで流した涙は私たちの宝物になった」と受賞の喜びを伝えた。
佐藤教育長は「コロナ禍で練習が思う存分できないなど辛い思いをしながら取り組んできた中で、今回の栄えある受賞は大変すばらしい。多くの県民、地元の皆さんに勇気と感動を与えた」と活躍をたたえた。
同部は東北ブロック代表として全国大会(9日、東京都)に6年ぶり2度目の出場。部員28人(入れ替え含む)が課題曲「とどいてますか」、自由曲「夕暮れの歌声」を披露し、小学校の部出場11組12校の頂点に立った。