積雪94センチ今季最高 一関・祭畤 ゲレンデも万全
20日の一関地方は、冬型の気圧配置により強い寒気に覆われた影響で厳しい寒さとなった。盛岡地方気象台によると、最低気温は未明に一関氷点下6・0度、千厩氷点下8・3度とともに今季最低を更新。一関市厳美町の祭畤は積雪が一時94センチと今季最高に達した。
祭畤にあるいちのせき健康の森では、祭畤スノーランドのスキー場開きを24日に控えてリフトの救助訓練を実施。一面の雪の中、緊急停止に伴い利用者が地上約5メートルのベンチに取り残されたとの想定で、スタッフがベンチをポールで固定し、救助ベルトを使いロープで降ろす手順を確認した。
ゲレンデの積雪は同日現在約80センチ。24日は午前9時30分からの安全祈願とスキー場開き後、10時に2基のリフトを稼働し、初日は終日無料で利用できる。
同気象台によると、21日の県内は気圧の谷や寒気の影響で曇りや晴れとなり、夜は雨や雪の降る所がある見込み。