SDGs推進へ意識共有 日盛ハウジング決起集会【北上】
パルコホームを展開する住宅メーカーの日盛ハウジング(本社盛岡市北飯岡、杉沢淳代表取締役)は6日、北上市文化交流センターさくらホールで、SDGs(持続可能な開発目標)推進プロジェクトの決起集会を開いた。社員が働きやすい職場づくりを進め、関連業者や顧客にも広げて地域貢献を目指す。
同社は2019年にSDGsの取り組みを開始。22年10月には各支店の社員11人によるSDGs推進プロジェクトチームが発足し、月数回オンラインを中心に会合を開いてきた。
集会には社員約100人が参加。同チームのメンバーはこれまでの協議を踏まえ「些細(ささい)なこと、今思っていることを気兼ねなく自由に話せる場をつくっていく」「社員一人ひとりが働きがいのある環境をつくる」との方向を説明した。
さらに、People(みんなが活躍できる職場づくり、人づくり)、Pleasure(人と環境に優しい住まいづくり)、Partnership(自然環境・地域発展のため仲間と共に、未来に向け共存共栄)の「3P」を目指すことを強調。参加した社員もグループでより良い職場づくりや今後地域に何ができるか活発に話し合い、意識を共有した。
安藤奨馬プロジェクトリーダー(25)は「想像以上に活発で、わくわくする集会になった。まずは社員が生きがいを感じ、幸せになれるようしっかりとした職場をつくり、家づくりを通じ関わりのある業者やお客さんにも幸せを届けていきたい」と話した。