団体3部門鍛えた力競う 小中学生剣士出場 花巻で大会
花巻市剣道協会(菊池宗一会長)主催の第20回イーハトーヴ花巻剣道大会は9日、同市松園町の市総合体育館で開かれ、県内外の小中学生剣士が日ごろ鍛えた腕を競い合った=写真=。
少年剣道の育成と心身の錬磨を図るのが目的。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020、21年度と2年続けて中止し、3年ぶりの開催となった。
感染対策のため今年度は規模を縮小して、県内チームと東北各県の招待チームのみの参加。団体戦の小学生、中学生男子、同女子の3部門に合わせて126チームがエントリーした。
試合はトーナメント戦で行われ、2分間(中学生準決勝以降は3分間)の1本勝負。菊池会長は3年ぶりの大会開催を見守り、「試合は試し合い。日ごろの稽古の成果を試す場であり、勝ち負けにこだわらずに戦ってほしい。技の切れ味が鋭く良かった」と話していた。
上位の結果は次の通り。
◇小学生(1)鎌田剣道スポーツ少年団(福島県)(2)新明館橋市道場A(盛岡市)(3)愛子少年剣友会(宮城県)、盛岡西警察署もりにし剣道教室A
◇中学生男子(1)花巻中学校(2)天童市立第四中学校(山形県)(3)岩沼西中学校(宮城県)秋田北中学校(秋田県)
◇中学生女子(1)新明館橋市道場(2)秋田市立土崎中学校(秋田県)(3)花巻中学校A、一戸中学校