県内7会場4400人挑む 大学入学共通テストがスタート
2023年度大学入学共通テストは14日、2日間の日程で全国一斉に始まった。県内7会場では、新型コロナウイルス感染防止に万全の注意を払った上で、受験生約4400人が試験に臨んでいる。初日は国語や外国語などの試験を実施し、目立ったトラブルなく終了した。【2面に関連、6面に解答】
共通テストはセンター試験から切り替わり今年で3年目。日程は本試験が14、15日、新型コロナの影響などで本試験を受けられなかった受験生らが対象の追試験は28、29日となっている。
県内では、岩手大(盛岡市)、県立大、盛岡大(以上滝沢市)、富士大(花巻市)、県立大宮古短期大学部(宮古市)、釜石、大船渡両高校の7会場で本試験を実施。志願者は前年度より228人少ない4406人で、初日は午前9時30分から地理歴史・公民、国語、外国語、英語(リスニング)の順で試験が行われた。
約2000人が受験した岩手大では、入室前の手指消毒や席の間隔の確保、試験の合間の換気などの感染防止対策が取られ、受験生は真剣な面持ちで試験に臨んでいた。
最終日の15日は理科と数学の試験が行われる。