キャッシュレスで20%還元 92店舗 20日から第2弾 一関商議所
新型コロナウイルス感染拡大や物価高騰に伴う新たな支援策として、一関商工会議所は、20~28日に「一関キャッシュレス還元事業」を一関市内で展開する。年始の初売りで実施したのに続く第2弾で、スマートフォンの電子決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」を専用クーポンを取得した上で加盟店で決済に使用した場合、支払額の20%が還元される仕組み。今回は対象を小売店だけでなく飲食店にも広げており、キャッシュレス決済を促進させながら、活性化を図っていく。
同商議所では2021年7~9月にペイペイを活用した「がんばろう一関!対象店舗で最大20%戻ってくるキャンペーン」が好評だったことを受け、新型コロナの影響に加え原材料高騰に伴う物価高が続いていたことで、個人消費の喚起や地域経済の早期回復を目指し、初売り時期に合わせて今年1月2~10日に事業を実施。多くの利用があり、キャッシュレス決済の浸透、消費拡大につながったことから、第2弾を実施することにした。
具体的には、期間中に対象店舗でペイペイで支払うと、決済金額の20%がペイペイのボーナスポイントとして付与される。ペイペイのアプリで専用クーポンの取得が必要で、還元額は1決済当たり2000円(買い物額1万円)、1端末当たり5000円(同2万5000円)が上限となるが、予算の上限に達した場合には事業終了となる。
加盟店は、前回は初売りと銘打ったため小売店に限定していたが、今回は飲食店にも枠を広げ、市内の92店舗で活用できる。ペイペイのアプリで加盟店を確認できるほか、店頭にステッカーが表示される。
問い合わせは同商議所経営支援課=0191(23)3434=か各支所へ。