一関・平泉
一流の指導、じかに 一関国際ジュニアテニス開幕
第１回一関国際ジュニアテニス大会（ＮＰＯ法人グッジョブクラブ主催、岩手日日新聞社など後援）は、２４日、一関市萩荘の一関運動公園テニスコートを会場に３日間の日程で始まった。初日はプレイベントとして、プロ選手のコーチなどを務めた講師によるジュニアテニススクールなどが行われ、参加者が体の使い方や打ち方などの技術を学んだ。
大会は元男子プロ選手のエミリオ・サンチェスさんが創設した「Ｅｍｉｌｉｏ Ｓａｎｃｈｅｚ Ａｃａｄｅｍｙ Ｂａｒｃｅｌｏｎａ」をスポンサーに、いちのせきジュニアテニスアカデミーの村上弘平代表兼コーチらが、テニスを通じた子供の成長と国際競争力に対応できる環境づくりなどを狙いに初めて企画し、本県を含む全国４県の予選を突破した選手が、６月に佐賀県で開かれるマスターズ大会出場権を得る。
初日は練習試合のほか、香港でジュニア向けテニススクール「ＴＨＥ ＯＮＥ ＴＥＮＮＩＳ ＡＣＡＤＥＭＹ」を創設し、プロ選手のコーチの経験もあるバスティン・リベリウさんによるテニススクールを開催した。
市内などから参加した小学生らが、目印に正確にボールを打つ練習などを行い「フォアやバックでの打ち方を教えてもらった」「自分の駄目な部分を知ることができた」などと充実した様子だった。
バスティンさんは「いずれ世界の舞台に羽ばたいていってほしい」と子供たちの成長を願い、大会を企画した村上代表は「初日を含めた参加者の様子を見て、今後の開催などを検討したい」と語った。
２５日からの試合は１２歳以下と１４歳以下の２部門。１チーム４人編成で２５日に予選リーグ、最終日は決勝トーナメントを行う。
