作文と図画14点展示 ごはん・お米とわたしコン・花巻
JAグループの第47回「ごはん・お米とわたし」作文・図画県コンクールの入賞作品展が、花巻市東宮野目のいわて花巻空港ターミナルビルで開かれている。入賞した作文と図画計14点が並び、注目を集めている=写真=。4月6日まで。
コンクールは、次代を担う子供たちに稲作農業の大切さ、ご飯食の良さを見直してもらうのが目的。今回は県内の小中学校から作文部門に172点、図画部門に81点が寄せられた。
同空港では毎年、JAの協力を得て入賞作品を展示している。このうち図画部門でJA岩手県五連会長賞を受賞した小原瑞貴さん(北上市立和賀東中学校3年)の「おにぎりをにぎるお母さん」は、台所でおにぎりを作る母の姿を描いた作品。家の光協会東日本普及文化局長賞を受賞した阿部花南さん(一関市立花泉小学校6年)の「田植え」は、美しい水田と緻密に描かれた田植え機が目を引く。
花巻市二枚橋の女性(62)は「どの作品も子供らしい発想がいい。自分は農家なので、見ていて面白い」と話していた。