成功誓い事務所開設 来月、錦秋湖マラソン 実行委【西和賀】
第43回錦秋湖マラソン(西和賀町など主催)は、5月28日に町役場湯田庁舎前を発着点とするコースで行われる。今月3日に町役場保健センターで実行委員会の事務所開きが行われ、関係者が成功に向け結束した。
錦秋湖周辺の魅力をPRする同マラソンは、1981年に初開催。東日本大震災が発生した2011年、新型コロナウイルスの影響を受けた20、21年を除き、毎年5月に開催されてきた。
距離は30キロ、ハーフ、10キロで、男女年齢別計14種目の6位までを表彰するほか、年齢を基準とした男女シルバー賞や最も遠方から参加した人に対する遠来賞もある。開・閉会式や表彰式は実施しない。
前回大会は新型コロナの感染状況を踏まえ、参加資格を東北6県在住者に限定したが、今回は制限をなくして1月10日から出場者を募集。関東地方からの申し込みもあり、約1500人の参加が見込まれる。
当日は午前10時に30キロ、ハーフの両部、5分後に10キロの部がスタート。ゲストランナーはあいおいニッセイ同和損害保険所属の川内優輝選手。来月27日は湯田庁舎周辺などを会場に前夜祭として花火大会をメーンとする湖水まつりが開かれる。
内記和彦町長は「国道107号の通行が再開され、コロナも収束に向かう中、大勢の方に来ていただき、地域が元気になることを期待している」と話していた。
大会に関する問い合わせは町観光商工課内の実行委=0197(82)3290=へ。