今季初花巻東対決 大谷が先輩から3号 雄星、3被弾で降板
米大リーグは現地時間9日(日本時間10日)、ともに花巻東高出身のエンゼルスの大谷翔平選手とブルージェイズの菊池雄星投手が対戦した。今季初の先輩後輩対決は、大谷が3号本塁打を放つなど3打数2安打だった。【6面に関連】
大谷と菊池の対決は、一回は一塁ゴロと菊池が打ち取ったが、三回1死一塁から大谷が内角の変化球を中堅左に運ぶ2点本塁打を放った。菊池からの本塁打は通算3本目。先頭打者として迎えた五回にも中前打を放ち、菊池を降板に追い込んだ。大谷はその後快音が聞かれず、5打数2安打1本塁打2打点1四球で打率は3割3分3厘。
菊池は大谷を含め3本の本塁打を浴びるなど、4回3分の1を投げ9安打6失点1四球6奪三振で、防御率は6・75。降板後に味方が逆転したため、勝敗は付かなかった。試合は12―11でブルージェイズが乱打戦を制した。