花巻
児童の感性伸び伸びと はんの木絵画教室【花巻】
花巻市城内の「はんの木絵画教室」（似内顕也代表）に通う小学生による２０２３春作品展は、同市上町の賢治の広場で開かれている。個性豊かな水彩画や鉛筆デッサンなどの力作が並び来場者の目を楽しませている。３０日まで。
同教室は２００６年に発足し、同ギャラリーに隣接する画房で小学生と一般の生徒が週１回学んでいる。春の作品展は児童の進級や進学を祝して開催しており、今回は花巻、北上両市の小学４年と６年生５人が出品した。
約４０点を展示。カブやドーナツ、花巻人形などをモデルにした水彩画など教室での創作活動の成果をＰＲする。小学生の作品のほか、賛助出品の絵画やステンドグラス作品もある。
作品を鑑賞した花巻市下幅の菅沼ヒデさん（９７）は「たくさんの色を巧みに使っていて、どの作品も見応えがある」と笑顔を見せていた。
似内代表（７９）は「子供たちは描く題材に興味を持てば素晴らしい絵を描く。背景の色使いなどにも個性があり、一人ひとりの成長が見える」と話していた。
入場無料。展示時間は午前９時３０分から午後５時まで（最終日は４時まで）。問い合わせは似内代表＝０１９８（２４）０４５１＝へ。
