花巻
施設利用人数 制限廃止へ 花巻市
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが８日、季節性インフルエンザと同じ「５類」に移行するのを受け、花巻市は、同日付で市新型コロナウイルス感染症対策本部を廃止する。感染状況に応じて市関連施設の利用制限を定めたガイドラインについても運用を廃止するが、市関連施設での感染予防策は継続する。
市は２日、市新型コロナウイルス感染症対策対策本部会議を開き、５類移行後の対応について協議。対策本部廃止後は健康福祉部で感染状況などの情報収集を行い、必要に応じて情報共有や対応の検討などを行うことを確認した。
市関連施設の利用制限ガイドラインについては、昨年５月３１日から４段階ある指標のうち最も低い「レベル１」で、利用人数制限の緩和など行って運用してきたが、今月８日から通常通りの施設利用が可能になる。
市関連施設で設置してきた非接触型体温計については８日から「体温測定コーナー」として測定を希望する人が使えるよう表示を変えて設置を継続。庁舎窓口などに設置するアクリル板の仕切りや消毒用のアルコールの設置についても感染予防として有効なことから当面の間継続する。
