花巻
花と緑に親しんで 展示や講習会など多彩 ９日からまつり、４年ぶり【花巻】
花巻市の「花と緑のまつり２０２３」（同実行委員会主催）は、９日から同市松園町の市総合体育館を会場に開かれる。新型コロナウイルスの影響で４年ぶりの開催。恒例のサツキや盆栽、バラの展示をはじめ、各種講習会、会場で購入した花苗で寄せ植えを楽しめるコーナーなど趣向を凝らしたイベントを繰り広げる。１１日まで。
４９回目となる今年は、同館前広場に見本庭園やお花畑、緑化相談所、花植木販売エリアを開設。販売エリアでは植木や草花、鉢物の即売が行われるほか、隣接エリアでは飲食の販売や野だて（１０、１１日）もある。
噴水広場周辺にはトラクターや自動草刈り機を展示。購入した苗と鉢を使って寄せ植えが楽しめるコーナー（同）を開設し、小学生以下の参加者には各日先着５０人に寄せ植え用の鉢をプレゼントする。寄せ植えに必要な土や道具は主催者が用意する。
同館第１アリーナでは、愛好家らによるサツキやバラ、盆栽の展示、帯の花結び展、花巻の自然展（写真展・四季のブナ林展）、水石展、公募作品展などがある。バラは１０、１１日のみ。
講習会は▽額アレンジ（１０、１１日、有料、先着順）▽盆栽の楽しみ方（１０日）▽初めてのばらづくり（同）▽お庭屋さんが教える剪定（せんてい）のコツ（同）▽日居城野運動公園の緑を見て歩こう（１１日）▽さつきの楽しみ方（同）―などを予定する。
時間は午前１０時～午後４時（最終日は３時）。３日間とも午前１０時（１０日は１１時）と午後３時（１１日は２時３０分）には先着２５０人に花苗を配布。会場を巡るスタンプラリーも行う。１０日午前１０時からの開催セレモニーでは餅まきやダンスなどがある。
問い合わせは市都市政策課内実行委事務局＝０１９８（４１）３５６９＝へ。
