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きょうチャグチャグ馬コ ４年ぶり通常開催【岩手】
みちのくの初夏を彩る風物詩「チャグチャグ馬コ」は、１０日に滝沢市から盛岡市まで約１４キロのコースで開催される。今年は観覧に制限がなく、４年ぶりに通常通り開催される。
チャグチャグ馬コは、装束をまとった馬が滝沢市の鬼越蒼前（おにこしそうぜん）神社から盛岡市の盛岡八幡宮までのコースを練り歩く伝統行事で、国の無形民俗文化財に指定されている。
チャグチャグ馬コ保存会（会長・谷藤裕明盛岡市長）は、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、２０２０年と２１年は中止としたが、２２年は行進ルートの一部変更や規模縮小を含めて感染防止対策を施し、制限付きで実施した。
昨年は基本的な感染防止対策に加え、観覧時の飲食自粛を呼び掛けたが、今年はマスク着用は個人の判断とし、飲食自粛は求めない。観覧者は鬼越蒼前神社、ビッグルーフ滝沢、中津川河川敷の３カ所で馬コと触れ合うこともできる。また、ＪＲ盛岡駅―鬼越蒼前神社間で無料シャトルバスを４年ぶりに運行する。
今年は装束馬、役員馬合わせて６０頭余りが参加し、午前９時３０分に鬼越蒼前神社を出発。昨年と同様のコースを練り歩き、午後２時ごろ盛岡八幡宮に到着する予定。
