秋の全国制覇誓う 富士大、4強入り報告 全日本大学野球【花巻】
東京都で開催された第72回全日本大学野球選手権大会で4強入りした富士大硬式野球部は13日、花巻市役所を訪問し、上田東一市長に成績を報告。大会を振り返るとともに、秋の明治神宮大会へ向け必勝を誓った。
大学から岡田秀二学長、安田慎太郎監督、沼田雄輝コーチ、中岡大河副主将(4年)、田中昌利主務(同)らが市役所を訪問。安田監督が試合内容や戦績を報告し、声援と支援に感謝した。
同大は初戦の創価大戦で逆転勝利し、準々決勝の大阪商業大戦では2022年に初戦で敗れた雪辱を果たし快勝。準決勝は青山学院大に敗れたが、14年ぶりのベスト4入りを果たした。
中岡副主将は「戦っていく中でチームが強くなっていくことが肌で感じて分かる大会だった」と振り返るとともに、秋の大会に向けては「ベスト4という結果に選手は誰一人満足していない。秋こそは日本一という目標に向かってチーム一丸となって頑張る」と誓った。
1年生からチームマネジャーとして尽力してきた田中主務は「ベスト4では満足できないほど良いチームだ。日本一を狙える、目指せるチームだと手応えを感じている」と振り返った。
上田市長は「すごく立派な戦いをしてくれた」と健闘をたたえるとともに、次の大会に向けて成長と活躍を期待した。
14日には同市下根子の同大で学生向けの報告会を開いた。