花巻
朝市 今季営業開始 歩行者天国導入 一日市商店街 １０月まで月１回【花巻】
花巻市の一日市商店街で２日、２０２３年の「ひといち朝市」が始まった。約２００メートルの通りが歩行者天国となり、買い物を楽しんだり、そばやコーヒーを味わったりしながら散策する来場者でにぎわった。
朝市は一日市商店街振興組合がにぎわい創出を目的として１９８９年に始め、１０月までの毎月第１日曜日に開催。歩行者天国は昨年１０月に初めて試み、今年は全開催日で導入する。
初日は早朝から晴れ間が広がり、開店前から大勢が足を運んだ。会場には新鮮な野菜や果物、海産物、パンや大福などの食料品をはじめ衣料品、日用雑貨、花など２３の店やキッチンカーが軒を連ねた。恒例の卵の先着プレゼントや立ち食いそばのコーナーには長い列ができた。
北上市の団体職員女性（３７）は次女と四女と訪れ、「勤務先が縁で朝市に参加してから１０年ぶりに訪れた。人が多くて朝のにぎわいがいいですね」と話し、朝市恒例のそばを味わった。
同組合の佐藤明理事長は「一日市商店街をＰＲする機会。車で遠方から来る人も増えており、利用客に喜んでもらえるよう参加店舗を増やしていきたい」と話していた。
次回は８月６日。時間は午前６～７時。
