一関・平泉

自信深める全国3位 東さん・及川さんペア 一関学院高3年 ゴーセン杯争奪ソフトテニス男子

ソフトテニスの男子ダブルスで全国3位に輝いた一関学院ソフトテニス部の東さん(左)と及川さん

 一関市八幡町の一関学院高校ソフトテニス部の東脩蔵さんと及川莉央さん(いずれも3年)ペアは、「第52回ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップソフトテニス2023」(6月14~18日、北海道苫小牧市)の男子ダブルスの部で3位に輝いた。目標だったベスト8を越える結果に東さんは「全国大会で賞状をもらうのは初めてでうれしく思う」、及川さんは「チャンスの場面でしっかりと得点し、全国の舞台で自分のプレーができた」とそれぞれ喜びを語る。

 東さん・及川さんペアは4月下旬に北上市で開かれた県予選会で優勝し、全国大会への切符を手にした。

 2人が出場した男子ダブルスには全国各地から72ペアが出場。予選リーグとして3ペアずつに分かれて総当たりの試合を行い、最も優秀な成績を治めた1チームだけが決勝トーナメントに進出でき、2人は無傷の2連勝で予選を突破した。

 準々決勝では愛知県の強豪・岡崎城西と対戦。相手の果敢な攻撃で流れを持っていかれる場面もあったが、相手のプレースタイルに合わせてロブで走らせてミスを誘うなど、自分たちのペースに持ち込み勝利を収めた。

 宮城県の東北高との準決勝では善戦するも一歩及ばす敗退した。

 2人は上位入賞を喜びながらも、今月下旬に苫小牧市で開かれる全国高校総合体育大会(インターハイ)ソフトテニス競技の男子ダブルスに照準を合わせており、東さんは「サーブやレシーブといった基本的な部分が試合の流れに影響するのでそこを強化したい。相手に打ち負けない打球力も身に付けたい」、及川さんは「全国で自分のプレーが通じたので、次のインターハイでも自分のプレーをできるようにしたい」とそれぞれ意欲を語る。

 同校としても、本県としても同大会で男子ダブルスで3位に入ったのは初めてといい、ソフトテニス部顧問の山田大壱さん(23)は「全国で上位を狙える力はあり、今後の活躍も期待している」と話している。

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