北上・西和賀
多様な内容毎月 あそび育て塾開講 パルと芸術工房【北上】
北上市北鬼柳の江釣子ショッピングセンターパルとＮＰＯ法人芸術工房（同市）の協働事業「あそび育て塾」がスタートした。毎月、多様な体験ができるプログラムを用意。子どもたちの創造性や表現力を育む。
パルで４月まで毎月開いていた「あそびの学校」の後継事業。これまでは工作や遊びを重点としていたが、ダンスや星空観察、歌、生け花などさまざまな体験ができるようリニューアルした。
「あそび育て塾」第１回は、２２日に開かれ、参加した子どもたちは人気のアニメダンス「ＴｏｃａＴｏｃａ」に挑戦。スタッフに教わりながら、ラテン調のダンスを楽しんだ。高橋みひろさん（南小４年）は「やってみると面白かった。星空観察も来てみたい」と笑顔を見せていた。
パルの平藤明事務局長は「子どもたちの遊びの場から文化、芸術のコミュニティーとしていきたい」と語り、芸術工房の昆野將俊常務理事は「いろいろな分野の文化、芸術を体験できる場として気軽に来てほしい」と呼び掛けている。
あそび育て塾は参加無料。いずれもパルが会場で、定員３０人。次回は８月２０日午後６時３０分から、星空観察会を行う。９月以降はメッセージカード作り、大合奏、夢すごろく、クリスマス生け花が予定されている。
星空観察会は原則要予約。問い合わせ、申し込みは芸術工房＝０１９７（６４）７５６７＝まで。
