連なる赤 夏空彩る 千厩・アンブレラスカイ【一関】
多数の傘を頭上に広げ写真映えなどを楽しむ取り組み「アンブレラスカイせんまや」(千厩地区まちづくり協議会主催)は、一関市千厩町の千厩市民センター駐車場で始まった。今年の統一カラーの赤い傘が夏空を彩っている。8月20日まで。
新型コロナウイルス下でも安全に実施可能な地域おこしイベントとして2020年にスタート。同協議会員ら約20人が25日、設置作業を行い、赤い傘約100本と他の柄の傘約30本を先端をロープでつないで掲げた。
来月5日には同センターで地元団体などによるステージ発表を集めた「特別展示」を行う。今月29日には高校生ボランティアが浴衣での撮影会に臨み、自ら手描きし装飾した傘を掲げて特別展示をPRする。同協議会の千葉隆生会長は「バージョンアップを続け4年目になり、赤い傘を集めた。高校生たちもアイデアを出し地域の発信に協力してくれる。今年も来た人に喜んでもらえると思う」と話していた。