迫力サウンド熱く 52組、まちなかで演奏 イーハトーブ音楽祭【花巻】
イーハトーブ音楽祭2023(実行委主催)は5日、花巻市大通りのなはんプラザなどで開幕した。今回は県内外から52グループ、総勢約280人が出演。初日から迫力満点なサウンドを響かせ、夏の花巻を音楽で盛り上げている。
音楽祭は、音楽を通じて人が集い、まちなかを音楽で盛り上げようと2007年に始まった。
初日は、なはんプラザホール内や隣接の多目的広場など、3カ所にステージを設置し、合わせて22演目が繰り広げられた。Aステージでは初出演のバンド発破サイレンズ(一関市)がトップバッターを務め、メンバーは熱のこもった演奏を披露し、聴衆を楽しませていた。
女子中学生らで結成された5人組ガールズグループ「イーハトーブもぎたて娘。」は、同音楽祭イメージソング「真夏のプライド」を熱唱。
リーダーの菊池涼花さん(宮野目中学校3年)は「少し緊張したけど、観客の皆さんが乗りが良くてうれしかった。あすも音楽祭が盛り上がるパフォーマンスをしたい」と充実した表情を見せていた。
会場には熱中症対策として飲料も設置。実行委の多田貢会長は「コロナ禍前と同じイベントができてうれしい。厳しい暑さだが、多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。
最終日の6日も3ステージが設けられ、午前10時に演奏スタート。午後6時に閉幕する。