奥州・金ケ崎

メイプル取得案可決 土地、建物2億1531万円で 奥州市臨時議会

 奥州市議会臨時会は9日開かれ、商業施設メイプル(同市水沢横町)の土地と建物の取得、江刺新工業団地造成工事請負契約の変更、2023年度一般会計補正予算など8件を原案通り可決し閉会した。

 メイプルの取得は、水沢地域の市街地のにぎわい創出のための核施設として利活用する目的。土地が9651万9183円(24筆、面積8509・02平方メートル)、建物が1億1879万8945円(3棟、借地権分含む)の計2億1531万8128円。運営会社の破産管財人(弁護士)と地権者との交渉により買い入れで取得する。市への引き渡しは10月1日を予定している。

 議員から取得後の活用方法や建物の管理方法などの質問があり、市当局は「管理は市直営で行う」との考えを示した。市は引き渡し以降にビル管理会社への管理委託を予定し、その後速やかな民間移譲を目指すという。また、全国規模の小売業者からテナント利用や市内の企業から駅前の活性化に関する提案を受けていることを明らかにした。

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