花巻

花巻東きょう準々決勝 仙台育英と東北勢対決 全国高校野球選手権大会

準々決勝に向けて、練習に熱が入る花巻東ナイン=18日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場

 【甲子園取材班】第105回全国高校野球選手権記念大会で10年ぶりの8強入りを果たした花巻東(4年ぶり11度目出場)は、19日の準々決勝第4試合で宮城県代表の前回王者・仙台育英(2年連続30度目出場)と対戦する。花巻東ナインは18日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で練習を行い、夏連覇を狙う強豪撃破に向けて士気を高めた。【8、13、14面に関連】

 練習は午後3時から2時間行い、選手たちはリラックスした表情で各メニューに汗を流した。守備ではシートノックをはじめ、走者を置いて挟殺プレーや盗塁阻止などについて確認。フリー打撃では打撃投手をマウンドの前に立たせて速球の打ち込みを行ったほか、打撃ゲージの脇では犠打練習も行った。

 昨夏に東北勢初の甲子園優勝を果たし、今大会も優勝候補と評される仙台育英。花巻東が夏の甲子園で対戦するのは2015年の第97回大会以来で、当時は3回戦で3―4で敗れた。21年の秋季東北大会準々決勝では8―2で勝利している。

 佐々木洋監督は「豊富な投手陣が強みのチームなので、守り勝ちたい。ベスト4は意識せず、一戦必勝で臨む」と淡々と語った。

 北條慎治(3年)は大船渡第一中時代の同級生で仙台育英の左腕仁田陽翔(3年)に対し、「中学時代から甲子園で一緒に戦おうと約束していた。仁田が投げるなら、必ず打ちたい」と誓った。

 試合は午後3時45分開始予定。

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