金型製造拠点が完成 花巻工場、9日操業開始 コネクター大手イリソ電子工業
コネクター大手のイリソ電子工業(本社横浜市、資本金56億4005万円、鈴木仁代表取締役社長)が、花巻市北湯口地内に建設を進めていた花巻工場が完成し、9日に操業を開始する。コネクター量産に向けた金型の製造工場で、環境問題に対応した自動車への車載機器の需要が拡大する中、電気やハイブリッド向けの製造を加速させる。
花巻工場は、市内で金型生産を手掛ける同社子会社のイリソエンジニアリング(同市大畑、坂下善彦代表取締役)を吸収する形で整備。約10億円の事業費を投じ、同市北湯口の花巻第二工業団地内の1・66ヘクタールを取得して建設した。
今年3月に着工し、9月末に鉄骨造り平屋建て、延べ床面積1800平方メートルの建屋が完成。10月上旬に設備の移設が完了し、操業に向け調整を進めている。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。