明るい社会実現へ 北上市安全・安心まちづくり大会 特殊詐欺防止に理解
2023年度北上市安全・安心まちづくり大会(市地域安全推進市民会議主催)は10日、同市さくら通りの市文化交流センターさくらホールで開かれた。参加した市民が市内の治安情勢、特殊詐欺防止などに理解を深めるとともに、明るい地域社会実現に向けた活動の継続を誓った。
11日から始まる全国地域安全運動に合わせて開催され、防犯関係者ら約130人が参加。同会議会長の八重樫浩文市長は「無施錠被害、特殊詐欺被害の防止に向けた取り組みを今後も強化し、継続的に活動していく必要がある。皆さまの安心・安全な生活のため、引き続き防犯活動に取り組んでいく」とあいさつした。
市内の治安情勢について語った岩渕克彦北上署長は、刑法犯認知件数などを説明。無施錠が起因する窃盗被害が増加していることなどを説明しながら、「犯罪がなく、より安心を実感できる社会の実現は、警察だけでは成し遂げられない。より一層の防犯意識向上をお願いする」と協力を求めた。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。