花巻
花巻東・佐々木麟太郎選手 米国留学へ 高校野球
今夏の第１０５回全国高校野球選手権記念大会に本県代表として出場した花巻東の佐々木麟太郎選手（３年）は１０日、自身の進路について、プロ志望届は提出せずに米国の大学への進学を目指す意向を明らかにした。
チームは同日、特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」に出場し、履正社（大阪）に１―９の七回コールドで敗れた。チーム関係者によると、試合終了後に佐々木選手が米国留学について明言したという。留学先の大学は未定。
佐々木選手は北上市出身で、父・洋監督が指揮する花巻東では１年春からベンチ入りして活躍。甲子園は２年春、３年夏の２度出場し、今夏は計４試合で１６打数６安打２打点と８強入りに貢献した。鋭いスイングと規格外のパワーが持ち味で、歴代最多の高校通算１４０本塁打を誇り、卒業後の進路が注目されていた。
