北上・西和賀
梅木さん（北上市議会副議長）グランプリ 磨いたウオーキング披露 ミセスコン岩手大会エターナル部門
北上市村崎野在住で市議会副議長の梅木忍さん（６３）は、ミセスコンテスト「Ｍｒｓ ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅａｒ岩手大会」（９月２４日、盛岡市・県公会堂）のエターナル部門（６１歳以上）でグランプリに輝いた。梅木さんは持ち前のスピーチ力を生かし、１１月４、５日に東京都で開かれるジャパンファイナル日本大会に臨む。
アジア最大級のミセスコンテストで、開催は岩手では３回目、全国で４回目。エイジレス、ボーダーレスに挑戦し続ける女性をコンセプトに、内面を磨き上げていく趣旨。岩手大会には約３０人がエントリーし１次の書類、２次の面談を通過した１２人がファイナリストとして出場した。
当日は年齢別など４部門で、ウオーキングとスピーチで審査。梅木さんはレッスンで磨いたウオーキングの成果を披露し、スピーチでは「先進国の中でも遅れているジェンダー平等、男女共同参画、女性活躍社会を推進し、私たちがもっともっと活躍し、輝ける社会をつくろう」と、わずか３０秒で簡潔に堂々と訴えた。
普段は、議場で自らの主義主張を訴えるが「議場だけで男女共同参画を言っても響かない。もっと外に出て呼び掛けようと思った。この年齢になってもエントリーできるだけに、挑戦してみようと思った」と出場理由を説明。今回の受賞には「女性がもっと輝けるよう、言いたいことを言えた」と内容面で満足感を示し、日本大会に向け「家でウオーキングの練習をして優雅に歩き、スピーチでは自分の生きざまを盛り込みたい」と意気込みを語る。
