花巻
西舘投手の門出激励 花巻で祝賀会 巨人入団
プロ野球の巨人に入団が決まった花巻東高校出身で中央大の西舘勇陽投手の入団祝賀会は２３日、花巻市内で行われた。市内外から大勢が駆け付け、本県出身のプロ野球選手の誕生を盛大に祝い、新たな門出を応援した。
同市の花巻温泉ホテル千秋閣で開かれた祝賀会には、約２７０人が出席。巨人の背番号「１７」のユニホームを身に着けた西舘投手が入場すると、会場は祝福の拍手に包まれた。
主催者を代表し、同校の小田島順造校長は「持ち前の才能に磨きをかけ、４年後はドラフト１位で入団するという大きな夢を実現した。ひたすら応援していく」とあいさつ。
上田東一花巻市長、小野寺美登一戸町長が激励に訪れたほか、西舘投手を指導した同大硬式野球部の清水達也監督、読売ジャイアンツの円谷英俊スカウトらが期待の言葉を述べた。
祝福や激励を受けた西舘投手は「幼少期から多くの方々の応援や支援のおかげで、自分の目標であるプロに挑戦できる。まずは自分がやれることをやって開幕１軍を目指し、そこから１年間１軍に帯同できるよう頑張っていく」と決意を述べた。
高校時代のかつてのチームメートも集まり、中央大４年中森至さん（２２）は「けがなく焦らず体づくりをしながら、東京ドームで活躍する姿を見せてほしい」とエールを送った。
西舘投手は一戸町出身。今秋のプロ野球ドラフト会議で巨人から１位指名を受けて入団を果たした。
