岩手競馬 今季開幕
2025年度の岩手競馬は6日、奥州市水沢姉体町の水沢競馬場で開幕した。県内外から訪れた競馬ファンが、繰り広げられたレースに熱い視線を送った。今季は盛岡競馬場と合わせ、131日間のレースが予定されている。【7面に関連】
初日は好天に恵まれ、500人余りのファンや家族連れらが列をつくって開門を待った。開幕を記念して入場無料としたほか、紅白餅やグッズが配られた。
開幕セレモニーでは、県競馬組合管理者の達増拓也知事が「関係者が心を一つにして安心して楽しめる競馬場、魅力ある競馬をつくっていくことを誓う」と開幕宣言。県調騎会騎手部会の山本聡哉会長が「岩手競馬が盛り上がるよう全身全霊で騎乗する」と宣誓した。
同日はメインの3歳重賞を含む11レースが行われ、競馬ファンが声援を送り、レースの行方を見守った。南広場では馬の蹄鉄などでリース作りを楽しむワークショップのほか、岩手競馬公式SNSへのフォローや投稿などをした人へのグッズプレゼント、キッチンカーや屋台の出店などが家族連れらの人気を集めた。
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momottoメモ
今年度は、来年3月31日まで特別開催を含め22開催(水沢、盛岡各11)を予定している。