北上・西和賀
満開の桜背に 鬼剣舞勇壮 北上・鬼の館 芸能公演始まる
北上市立鬼の館の２０２５年度芸能公演は２７日、同市和賀町岩崎の同館で始まった。１１月２３日まで計１４回の公演を予定しており、初日は北藤根鬼剣舞（伊藤大輝庭元）が出演。市内外から訪れた約１２０人を前に勇壮な舞を披露した。
芸能公演は１９９４年度の開館以来、芸能の保存継承、普及を目的に毎年開催している。同日は北藤根鬼剣舞と、子どもたちでつくる北藤根鬼っ子剣舞の会員約５０人が野外ステージに立った。
「一番庭」を皮切りに、「一人加護」「カッカタ」など７演目を上演。「宙返り」「カニむくり」ではアクロバティックな技を次々と繰り出し、来場者を魅了。最後の約５０人による「刀剣舞の狂い」で一糸乱れぬ舞を見せると、来場者から大きな拍手が送られた。
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momottoメモ
次回は５月３日午後１時３０分から、黒沢尻鬼剣舞が出演する。午後２時までで、鑑賞無料。その後の日程は同館のホームページで確認できる。問い合わせは＝０１９７（７３）８４８８＝。
