北上・西和賀
７月サービス開始へ 日本版ライドシェア 北上のタクシー２社
タクシー会社管理の下、一般のドライバーが自家用車などを使って有償で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」に、北上市内のタクシー会社２社が参入することが３０日決まった。県内での導入は２例目。両社はタクシー不足の解消に向け、準備が整えば７月にもサービスを開始したい考えだ。
東北運輸局岩手運輸支局が３０日、同市をエリアに申請のあった同市本通りの安全タクシー（小原勇二代表取締役）と平和タクシー（同）に許可を出した。両社は同支局に対し３月下旬に申し出を行い、対象エリアでの不足車両数や使用可能数の調査を経て５月８日に申請していた。
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momottoメモ
ライドシェア用の機能などを追加する配車システムの改修を進めているほか、今後、一般のドライバーが有料で人を運ぶことができるよう研修や指導教育に取り組み、７月初旬の開始を目指して準備を進める。
使用する車両台数は各事業者とも３台で、同市をエリアに午後５時台～翌日午前８時台までサービスが提供できる。料金はタクシーよりも若干高めとなる見込み。
