8年越し難関突破 安部秀喜さん(江刺) 剣道7段 念願合格 「後進指導、鍛錬さらに」【奥州】
奥州市剣道協会の安部秀喜さん(50)=同市江刺岩谷堂=は、合格率23・1%という難関を突破して市民剣士の最高位とされる剣道7段に合格した。奥州金ケ崎行政事務組合消防本部の消防職員で、仕事の合間を利用して小中学生剣士の指導や自己を鍛錬した長年の成果が結び付いた。安部さんは「小中学生の指導を通して自己を振り返れたことが向上につながった。後進の指導に力を入れ、さらに上達できるよう自己を鍛錬したい」と気を引き締める。
安部さんが受けた7段審査会は全日本剣道連盟が主催し、5月上旬に名古屋市で開かれ、全国から約760人が参加。対戦形式の実技、実技合格者が形の審査に進んだ。
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