一関・平泉

水面彩るスイレン きょう芒種 一関・花泉

山合いのため池で薄紅色の花を咲かせたスイレン=一関市花泉町涌津

 5日は二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。先端部がとがった芒(のぎ)を持つ穀物の種を意味するもので、昔は稲の作付けに適した時期とされていた。

 4日の県南地方は寒気や湿った空気の影響で午前を中心に曇りや雨となったが、午後は高気圧に覆われて晴れた。最高気温は一関24・6度、江刺24・0度、北上22・8度、花巻22・3度(いずれも盛岡地方気象台調べ)まで上昇した。

 一関市花泉町涌津地内にある農業用ため池では、水面を覆うように成長したスイレンが薄紅色の花を一斉に咲かせ、山合いで人知れずひっそりと開花した様子は印象派を代表する画家の作品を思わせる。

momottoメモ

同気象台によると、5日の県内は高気圧に覆われて晴れや曇りとなり、寒気や気圧の谷の影響で昼前まで雨の降る所がある見込み。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2025年6月6日付
一関・平泉
2025年6月6日付
一関・平泉
2025年6月6日付
一関・平泉
2025年6月6日付