ハナショウブ 涼しげに揺れ 平泉・毛越寺あやめまつり開幕
平泉町の毛越寺あやめまつりは10日、同寺(藤里明久貫主)で始まった。54回目の今年も境内に植えられた300種3万株のハナショウブが新緑の季節を迎えた浄土庭園の景観と共に観光客らを楽しませている。30日まで。
温暖化により開花の時期が早まっていることから、今年は例年より開催を早めた。花は大泉が池西側のあやめ園約30アールに定植。初日は咲き始めで、訪れた観光客は花の近くで足を止め、写真を撮るなどして楽しんでいた。大泉が池には春の藤原まつりでおなじみの竜頭と鷁首(げきしゅ)の舟が浮かび、同寺ならではの景観が広がった。
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