次世代燃料で脱炭素化 奥州・岩手ニチレキ 全国初、道路工事に活用
奥州市水沢の道路整備業、岩手ニチレキ(沼倉修市社長)は、次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル(RD)」を導入した重機で道路舗装補修工事を行っている。道路工事でのRD活用は全国初の事例で、従来の軽油に比べ二酸化炭素(CO2)排出量の削減に効果があり、同社では脱炭素化の取り組みに力を入れる。
同社は、金ケ崎町西根地内で県が発注した県道前沢北上線の補修工事を実施。11~13日はRDを燃料にした重機のスタビライザーで路盤再生工事を実証している。
同社を含むニチレキグループ(本社東京都)は、温室効果ガス削減に向けた製造方法の改革や太陽光パネルの設置促進のほか、脱炭素化燃料、電気と水を利用した自動車の活用に取り組んでいる。
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