北上・西和賀

つぼみや枝 観察視点紹介 桜守講習会 北上・民俗村

桜を観賞するポイントについて語る小林さん

 北上市が主催する桜守講習会は14日、同市立花のみちのく民俗村で開かれた。市樹木管理アドバイザーで樹木医の小林勝さん(71)=青森県弘前市=が、つぼみや枝などひと味違った桜の観察視点を伝えた。

 100年以上の歴史を持つ展勝地の桜を、市民自ら愛着と誇りを持って守ってもらおうと毎年開催している。同日は27人が参加し、小林さんが「桜の楽しみ方」と題して花や木の観賞ポイントなどについて講話した。

 小林さんは元気のある桜の特徴として「若くて勢いのある木の枝は真っすぐ伸び、逆に老いて、剪定(せんてい)されていない枝は垂れている」と説明。花芽については「多くて一つの花芽から7個の花を付ける場合もある。つぼみの状態から観察しても楽しい」と語ったほか、展勝地公園で2015年と20年に行った桜の樹勢調査結果も紹介した。

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