設備見学 進路参考に 産技短水沢校オープンキャンパス【奥州】
奥州市水沢佐倉河の県立産業技術短期大学校水沢校で15日、オープンキャンパスが開かれた。市内外から高校生と保護者ら17人が来校し、職員と在校生の案内で生産技術、電気技術、建築設備各科の実習場を見学するなどして、進路選択に役立てた。
同水沢校では2年間のカリキュラムで、ものづくり産業の即戦力となる人材を育成。現場で生かせる専門的な知識や技能を体系立てて学び、少人数実習によるきめ細かな指導の下、各種資格取得などにも挑める。就職率は2年連続100%となっている。
2025年度のオープンキャンパスは、8月上旬までに計3回開く予定で、初日となった同日は3科すべての実習場を見学後、希望する科で実習を体験してもらったほか、学費や入試などに関する相談に応じるなどした。
このうち電気、ガス、水道などのライフラインを支える技術者を育成する建築設備科の実習場では、屋内外から床下の配管を目視できる模擬家屋などの設備や、在校生による鉄パイプ切断の実習実演の見学後、設備系コンピューター利用設計(CAD)などについて説明した。
次回は7月12日午前10時から正午までを予定している。申し込み受け付け開始日などについては同校ホームページで告知する。