岩崎から世界一へ WSに向け闘志 女子ソフトボール日本代表・レッズ【北上】
北上市の女子ソフトボールチーム「いわさきレッズ」は8月3日から米国ノースカロライナ州で始まるソフトボールの世界大会「リトルリーグ・ソフトボール2025ワールドシリーズ(WS)」に初代日本代表として出場する。「岩崎から世界一」を目標に掲げ、世界の大舞台で最高のプレーを見せるため、チームは練習を重ねている。
同チームは3月に岐阜県で開かれた第18回春季全日本小学生女子ソフトボール大会で3位入賞。WSへの出場意向を表明した10チームの中で成績最上位になり、WS初の日本代表となった。6月11、12日には千葉県で、フィリピンの代表チームとアジア代表枠を懸けて対戦。3回戦制で2連勝しWSへの出場権を勝ち取った。
WSのチーム構成は10~12歳の12~14人という規定。いわさきレッズには対象者が5人しかいなかったため、東北地区から中学生9人を選考し、14人のチーム編成を行った。ボールの規格も日本とは異なり、選手らは慣れない環境やチーム編成に戸惑いながらも、花巻市の県立花巻南高校ソフトボール部との共同練習などを通して連携や打撃を磨いてきたという。
同チームから中学1年生1人、小学6年生4人の選手5人と千田直樹監督が5月23日に市役所を表敬訪問。八重樫浩文北上市長から「全国大会は素晴らしい結果。世界の舞台でも悔いの無いようにプレーし、地域に元気を与えてほしい」と激励を受けた。
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