一挿しずつ感謝込め 正法寺で花供養 水沢諸流華道会【奥州】
水沢諸流華道会(佐藤一舟会長)の「花供養」は18日、奥州市水沢の正法寺で行われた。水沢地域に教室のある5流派の師弟12人が参列。この一年の花への感謝の気持ちを込め、本堂の祭壇に一人ずつ色鮮やかなユリやキク、アリウム・ギガンチウムなどを手向けた。
華道の稽古に欠かせない花材や花ばさみの労をねぎらうための伝統行事を流派を超えて継承しようと、2025年度水沢芸術文化振興基金助成事業を導入して実施。静けさに包まれた本堂で、祭壇に二つ並んだ花瓶へ参列者が厳かに花を挿した後、法要を営んだ。
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