北上・西和賀
介護負担軽減へ最新機器 テクノロジー体験会 現場職員や専門学校生【北上】
北上市介護テクノロジー体験会は１８、１９の両日、同市鍛冶町の専大北上福祉教育専門学校体育館で開かれた。参加者が最先端の機器に触れながら、介護現場の負担軽減や生産性向上などについて考えた。
市、同校などが主催。技術進歩による介護手法の変化に触れ、最新機器の導入などを検討してもらおうと２０２１年から開催され、今回で３回目となる。２日間で同専門学校の学生、専大北上高校の生徒、介護事業所の職員ら約１８０人が来場した。
会場では、ケア・テック（盛岡市）やサンメディカル（同）が、車椅子や介護用ベッド、介護現場で利用できるアプリなどを紹介。マットの下に設置して高齢者の心拍数や睡眠状態をモニターで確認できる体動センサー、情報をすべて音声で入力して管理できる人工知能（ＡＩ）音声アプリもあり、来場者は社員から説明を受けながらＩｏＴ（モノのインターネット）を活用した介護の負担軽減に理解を深めていた。
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