自己理解 深めるには 発想力向上へWS 高校生対象 講師に中田さん(コトマグ代表)【金ケ崎】
高校生に自己理解を深めてほしいと、仙台市のコトバマグネットプロジェクト(略称コトマグ)代表・中田敦夫さんを講師に迎えたワークショップ(WS)が、29日まで計4回の日程で、金ケ崎町西根の板宮建設金ケ崎営業所内の「放課後自習室WIB」で開かれている。WIBを運営する町地域おこし協力隊の有住龍星さんが企画。町内外の高校生が参加し、物語を作りながら規制枠から解放され、自己を探求している。
中田さんは2018年にコトマグを設立。翌19年に子どもの自己肯定感を育む「お笑いノート」を発売して注目を浴び、活躍の場を広げている。同ノートはドリルの問題を解くように空欄を埋めていくことで、誰でも漫才をつくれる仕掛け。規制枠に余白を見いだし、発想力が養われるという。
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momottoメモ
開催中の高校生向けWSは「ストーリーツアーズ―自分だけの物語を創(つく)ろう」。規制枠から外れるための関連性のない二つのキーワードの組み合わせをテーマに、物語として自らの価値観や関心を言語化し、表現することで自己理解を深めていく。
残る28、29日の参加申し込みについては、有住さんのインスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)で受け付けている。高校生は居住地を問わず参加できる。両日とも時間は午後1~4時。