対戦カード決まる 52チーム 来月9日開幕 第107回夏の高校野球岩手大会
第107回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会は26日、盛岡市の都南文化会館で開かれ、58校52チームの対戦カードが決定した。大会は7月9日に同市のきたぎんボールパークで開幕し、順調に日程が進めば24日に決勝が行われる。
抽選会では春季県大会優勝の盛岡大附などシード8校が先にくじを引き、各チームも運命の抽選へ。同大会3位でシード校の専大北上は15日、同8強の水沢工、一関学院は16日に初戦を迎える。
ノーシードから大会3連覇を狙う花巻東は13日に盛岡中央との対戦が決まり、中村耕太朗主将(3年)は「目の前の相手を倒すことに一番力を入れて頑張りたい」と意気込んだ。
選手宣誓は大野・葛巻・伊保内連合の有坂昌剛主将(3年)に確定し「3チームで一緒に内容を考えて選手宣誓したい」と話した。
大会はきたぎんボールパークと花巻市の花巻球場の2会場が使用され、初日はきたぎんボールパークで開会式と1試合が行われる。式後の開会セレモニーでは、盛岡四音楽部の合唱や、福岡、花巻北、黒沢尻北、水沢、一関一のバンカラ連合によるエールと演舞が披露され、始球式は2025年度育成功労賞受賞者の田巻晃氏が務める。