新防災拠点 活用へ 消防屯所が完成 奥州市消防団
奥州市が同市衣川沼野地内に移転新築した市消防団36分団2部の消防屯所が完成し、3日に同部に貸与された。同部では貸与を受け、新たな防災拠点として活用していく。
同部は、1980年から同市衣川野崎地内の車庫のみの消防屯所を使用してきた。市は老朽化の解消などを目的に市内の消防屯所を計画的に更新しており、今回同部が対象となった。
新たな屯所は従来の屯所から約1・4キロ東の南股地区センター隣接地に建設。今年2~6月に工事が行われ、木造平屋建て床面積52・17平方メートルの建物を新築した。旧屯所になかったトイレ、待機室、水道を備え、団員の活動環境を改善。総事業費は3007万円。
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